はじめに
多度津町で事業を営む中小企業や個人事業主の皆さま、ビジネスのデジタル化は進んでいますか?「ホームページを持っていない」「古くてスマートフォンに対応していない」「情報が更新されていない」など、ウェブサイトに関するお悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
実は、多度津町の「産業振興支援補助事業」を活用することで、ホームページの新規制作やリニューアルにかかる費用の一部を補助してもらえるのです。この制度を利用すれば、コストを抑えて効果的なウェブサイトを構築することが可能になります。
この記事では、補助金の概要や申請条件、注意点などを詳しく解説し、ホームページ制作を検討されている方々に役立つ情報をお届けします。
多度津町「産業振興支援補助事業」とは?
多度津町では、町内の中小企業者が積極的に取り組む事業に対して、経費の一部を補助する「産業振興支援補助事業」を実施しています。この制度は、地域経済の活性化を目的としており、以下のような取り組みが補助対象となります。
補助対象メニュー(いずれか1つを選択)
- 自社PRツール作成(補助上限:10万円)
- ホームページの新規作成・大幅なリニューアル
- 会社案内・カタログ・パンフレット等の作成
- 看板の作成(簡易的なものを除く)
- 新商品・新規事業の広告宣伝(補助上限:20万円)
- 支援機関の指導を受けた計画に基づく販路開拓に要する広告宣伝費等(発売・事業開始後1年以内のものに限る)
- 展示会・商談会出展
- 県内開催:補助上限5万円
- 県外開催:補助上限10万円
- 知的財産権取得(補助上限:10万円)
- 特許権、実用新案権、意匠権、商標権等の取得に係る出願等
- デジタル化(補助上限:10万円)
- 業務効率化や生産性向上を目的とするデジタル技術の導入
補助率は、補助対象経費の2/3以内(1,000円未満切り捨て、消費税抜き)となっています。
例えば15万円のホームページ制作費用に対して、最大10万円の補助を受けることが可能です。
ホームページ制作が補助対象に!
上記の「自社PRツール作成」メニューでは、ホームページの新規作成や大幅なリニューアルが補助対象となっています。これにより、以下のような取り組みが可能です。
- スマートフォン対応(レスポンシブデザイン)
- 近年、スマートフォンからのアクセスが増加しており、モバイルフレンドリーなサイトは必須です。
- SEO対策
- 検索エンジンでの上位表示を目指し、集客力を高めるための施策です。
- 採用情報の充実
- 人材確保のために、会社の魅力や働く環境をアピールするコンテンツを掲載します。
これらの施策を補助金を活用して実施することで、費用を抑えつつ、効果的なホームページを構築することができます。
補助金申請の条件と注意点
補助金を申請する際には、以下の条件や注意点を確認しておく必要があります。
対象者
- 多度津町内に住所(法人の場合は本社または主たる事業所の所在地)があり、3年以上町内で継続して事業を営んでいる中小企業者
- 町税を滞納していないこと
- 信用保証協会の保証の対象となる業種を営んでいること
注意点
- 事前申請が必須
- 補助金の申請は、事業の実施前に行う必要があります。事業開始後の申請は補助対象外となりますので、注意が必要です。
- 年度内に1メニューのみ申請可能
- 1事業者につき、年度内に1つの補助メニューのみ申請可能です。また、「自社PRツール作成」および「新商品・新規事業の広告宣伝」の申請は、2年度に1回限りとなっています。
- 状況調査への協力義務
- 補助金交付後、5年間を目途に事業所を直接訪問し、補助事業の状況調査を実施する場合があります。また、補助金の交付を受けた翌年度には、事業状況報告書の提出が必要です。
- 必要書類の提出
- 申請には、所定の様式に従った書類の提出が必要です。詳細は、多度津町の公式サイトをご確認ください。
補助金を活用したホームページ制作のメリット
補助金を活用してホームページを制作・リニューアルすることで、以下のようなメリットがあります。
- 費用負担の軽減
- 補助金により、制作費用の2/3以内(上限10万円)が補助されるため、自己負担を抑えることができます。
- 集客力の向上
- SEO対策やスマートフォン対応により、検索エンジンでの上位表示やユーザーの利便性が向上し、新規顧客の獲得につながります。
- 信頼性の向上
- 最新の情報を掲載したホームページは、顧客や取引先からの信頼性を高めます。
- 業務効率化
- オンライン予約等の導入により、業務の効率化が図れます。
補助金申請からホームページ公開までの流れ
- 事前相談
- 多度津町産業課に相談し、補助金の申請条件や必要書類を確認します。
- 申請書類の準備
- 所定の様式に従って申請書類を作成し、提出します。
- 交付決定通知の受領
- 申請が承認されると、交付決定通知が届きます。
- ホームページ制作の開始
- 交付決定後、ホームページの制作を開始します。
- 実績報告書の提出
- 事業完了後、実績報告書を提出します。
- 補助金の受領
- 実績報告が承認されると、補助金が支給されます。
- 翌年度の事業状況報告書の提出
- 補助金の交付を受けた場合、その翌年度には「事業状況報告書」の提出が必要です。これは、補助を受けた事業がどのような成果を上げたのかを多度津町に報告するもので、事業の透明性を高めると同時に、今後の地域支援政策にも役立てられます。
- また、場合によっては5年を目途に、町の担当者が事業所を訪問し、補助金を活用した内容についてヒアリングや現地確認を行うこともあります。そうした点も踏まえて、申請時には将来的な報告義務があることを意識しておくことが大切です。
行政書士×IT国家資格保有者が支援するホームページ制作サービス
ホームページ制作にあたって、信頼できるパートナーを選ぶことも非常に重要です。特に補助金を活用する場合には、「要件を正しく理解し、適切に申請できること」「納品後の実績報告にも対応できること」など、制作以外の部分にも気を配る必要があります。
当サービスでは、以下のような強みを活かし、多度津町の事業者様をサポートいたします。
【1】行政書士による法的観点での安心サポート
- 特商法表記、会社概要、プライバシーポリシーなど、法的に必要な情報を正確に掲載
- 許認可業種(建設業、産廃業、飲食業など)に対応した業務紹介ページの作成実績あり
- 補助金申請に関する相談対応(※必要に応じて、別途行政手続きの代行も可能)
【2】IT系国家資格保有者によるセキュリティ・UX設計
- 情報処理技術者など、国家資格を有するエンジニアが制作を担当
- SSL、スパム対策、バックアップ体制も万全
- モバイル最適化・高速表示対応済み
【3】補助金制度を活かした最適な提案
- 補助金メニューに沿った制作範囲でご提案
- 書類作成や実績報告に必要な情報の提供
- 制作後もSNS連携、MEO対策など拡張対応可能
まとめ:今こそ多度津町の補助金を活用するチャンス!
多度津町の「産業振興支援補助事業」は、地域の中小企業や個人事業主のチャレンジを力強く支援してくれる制度です。ホームページの新規制作やリニューアルにかかる費用の一部が補助されるこの制度を活用すれば、コストを抑えながらデジタル化を実現できます。
「ホームページがない」「古いまま放置している」「スマホで見づらい」…そんなお悩みがある方は、ぜひこの機会に補助金の活用をご検討ください。
行政書士としての法的知識と、IT資格による安全設計のノウハウを兼ね備えた私たちが、申請の段階からホームページ公開後の運用まで、一貫してサポートいたします。
ぜひお気軽にご相談ください。多度津町でのビジネスが、より多くの人に届くよう、全力でお手伝いさせていただきます。
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