はじめに:ホームページのリニューアル、間違った順番で進めていませんか?
「とりあえず見た目をキレイにしたい」
「スマホ対応に変えるだけでいいかな?」
「リニューアルってどこから手をつければいいの?」
そう思って手をつけたものの、リニューアルしても問い合わせが増えない、成果が出ない…という声は非常に多く聞かれます。
実は、ホームページのリニューアルには「成果が出るための順番」があります。
見た目を変える前にやるべきこと、後からでいいことがあるのです。
この記事では、プロが実際に行っている「失敗しないリニューアルの進め方」と「優先順位の考え方」、そして「補助金を活用して低コストで進める方法」まで解説していきます。
【1】よくある「失敗するリニューアル」の3つのパターン
① デザイン先行で、構成や導線を後回しにした
見た目がキレイになったのに問い合わせは減った…。
それ、導線設計が抜けている可能性が高いです。
ありがちなパターン:
- サービス紹介が深く入らないと見れない
- ボタンの配置がわかりにくい
- 「誰に何を伝えたいか」が曖昧
② ページ構成を変えず、古いコンテンツをそのまま再利用
- 過去に作った文章や写真を使いまわすだけでは、リニューアルの意味がありません。
- 今の検索トレンドやユーザーのニーズに合っていない可能性大です。
③ 更新できない仕組みのままリニューアルした
「リニューアル後、業者に連絡しないと文章一つ変えられない…」というのはよくある話。
これでは、タイムリーな情報発信やSEO対策ができません。
【2】リニューアル成功のための「5ステップ」
STEP ①:目的とターゲットの再確認
- 問い合わせが欲しい?
- 採用を強化したい?
- ブランドの信頼性を高めたい?
リニューアルのゴールが曖昧だと、すべての設計がブレてしまいます。
✅ここで決めるべきこと:
- 主なターゲットユーザー(年齢・業種・悩みなど)
- 現在のホームページで足りないもの
- 成果と呼べるゴール(例:月に5件の問い合わせ)
STEP ②:サイト構成(ページの並び・役割)の設計
ここが成果を分ける最重要ポイントです。
基本構成の例:
- トップページ:キャッチコピー、サービス概要、実績、導線ボタン
- サービス紹介ページ(分野別)
- お客様の声・事例紹介ページ
- 会社情報・スタッフ紹介ページ
- よくある質問ページ
- お問い合わせ・予約ページ
導線設計も重要です。「どのページからも問い合わせできるか」「LINE登録できるか」をチェック。
STEP ③:コンテンツ(文章・写真・デザイン)の見直し
- 昔の実績だけ載せていませんか?
- ご自身の魅力やこだわり、最新の情報が伝わっていますか?
Googleが重視するのは“情報の鮮度”と“信頼性”です。
おすすめ改善点:
- 「想い・こだわり」を言語化したご挨拶ページ
- 実績紹介やお客様の声を写真付きで掲載
- よくある質問で不安を先回りして解消
- スマホでも見やすいボタン・レイアウト設計
STEP ④:デザインとシステムの最適化(スマホ対応+WordPress化)
- スマホでも使いやすいレスポンシブ対応は必須
- WordPressを導入して、自分で情報更新できる環境を整えることで運用がラクになります
STEP ⑤:SEOとSNS導線の設置
- ターゲットが検索しそうなキーワードを盛り込む
- ブログ機能で継続的な情報発信を設計
- InstagramやLINEなど、SNSと連携して集客導線を広げる
【3】参考例紹介:「優先順位を整理して成果が出たリニューアル」
◎ケース①:業種ごとにページを分けて問い合わせ増(行政書士)
1ページでサービスを並べていた旧サイト
→「建設業許可」「相続」「VISA」など分野別ページに整理
→ 専門性が伝わり、SEO経由の問い合わせが月0→8件に増加
◎ケース②:ターゲット明確化で信頼度アップ(美容サロン)
「誰に向けたサービスか分からない」サイト構成だった
→「40代以上の女性限定」「育毛ケアに特化」など、対象を明確化
→ LINE予約が月平均15件→30件に倍増
【4】リニューアルの際に気をつけるべき注意点
▶ 表面だけの変更にならないように
- 「デザイン変えました!」だけでは成果は出ません。
- あくまで「問い合わせや売上アップ」が目的であることを忘れずに。
▶ “更新しやすい”設計を最初から組み込む
- WordPressなどでブログ更新、キャンペーン告知が簡単にできる設計にしておく
- 自分で文章や写真を変えられる設計にしておかないと、将来的にコストがかさみます
▶ 業者選びは「デザイン力+構成力+信頼性」で選ぶ
- 価格の安さだけで業者を選ぶと、「構成」「SEO」「導線」が全く考慮されていないサイトになることも
- **専門家が事業の本質を理解し、伝わる構成を作れるか?**が重要
【5】リニューアルにも補助金が使えます(最大2/3補助)
▶ 小規模事業者持続化補助金
- ホームページ制作費の1/4まで補助対象(上限:50万円〜200万円)
- スマホ対応・WordPress構築・写真撮影・文章作成も対象
- 当社では行政書士が申請まで完全サポート可能
- 実質負担10〜15万円程度で、信頼されるホームページが作れます
【6】まとめ:リニューアルは順番がすべて。焦らず、段階的に見直そう
✅ 成果の出ないリニューアルにしないためには…
- 目的とターゲットの明確化
- ページ構成と導線の設計
- コンテンツの見直し(文章・実績・写真)
- スマホ対応と更新性の確保
- SEO・SNSとの連携
✅ これらを“正しい順番”で進めれば、
→ 問い合わせが増え、信頼性が高まり、紹介や採用にもつながります。
「うちのリニューアル、どこから始めればいい?」という方へ
当社では、
・現在のホームページの無料診断
・リニューアルの優先順位アドバイス
・補助金を活用したご提案(申請代行含む)
まで一括でサポートしています。
コメント