はじめに:「伝えたいこと」ではなく「伝わること」が重要です
創業時にホームページを作ろうとすると、多くの方がこんな悩みに直面します。
- 何をどこに書けばいいのか分からない…
- 他社のサイトをマネしてみたけど、しっくりこない…
- サービス内容は載せたけど、反応がない…
このような悩みの多くは、「ホームページの構成(ページ設計)」が原因です。
実は、見た目やデザインよりも先に考えるべきなのが「構成」=情報の順番と配置です。
構成がしっかりしていれば、ユーザーは迷わず、信頼し、行動してくれます。
この記事では、創業者が必ず押さえるべきホームページの基本構成と、成果につながる情報の載せ方を、テンプレート形式でご紹介します。
まず理解すべきは「ホームページの目的」
ホームページにはいろいろな役割がありますが、創業者にとっての主な目的は次の3つです。
- 信頼を得る(=この人・この会社に任せても大丈夫と思ってもらう)
- サービス内容を伝える(=何をしている人なのか明確に)
- 問い合わせにつなげる(=見た人が次の行動をとる)
この3つを“意識した構成”にすることで、ホームページが「作っただけのもの」から「仕事を連れてくる営業マン」に変わります。
基本構成テンプレート(5ページ+α)
①トップページ(最初に見られる“顔”)
✅目的:
- 信頼の第一印象をつくる
- どんな事業かを一目で伝える
- 他ページへ自然に誘導する
✅構成例:
- キャッチコピー(例:「香川県で○○なら、当店にお任せください!」)
- 事業紹介(提供サービスのざっくり概要)
- 強み・選ばれる理由
- お客様の声 or 実績紹介
- 問い合わせボタン(複数箇所に配置)
- SNS/ブログリンク/LINE案内など
②サービス紹介ページ(=あなたの“商品カタログ”)
✅目的:
- 商品・サービスの内容を詳しく説明
- 利用のメリットや料金を明確にする
- 「自分に合っている」と思ってもらう
✅構成例:
- サービスの概要説明(誰に、どんな価値を提供するのか)
- 利用の流れ(初回相談〜納品・来店まで)
- 料金表(プラン別 or ケース別)
- よくある質問(Q&A形式)
- お客様の声 or 導入事例
③自己紹介/会社紹介ページ(=“人”で選ばれる時代)
✅目的:
- 創業者の想いや人柄を伝える
- 信頼・安心感につなげる
✅構成例:
- 代表者の挨拶文
- 創業の背景や想い
- 経歴・資格・実績(行政書士などあれば明記)
- 所在地・対応地域
- 企業理念・行動指針(あれば)
④お客様の声・実績紹介ページ(=第三者の信頼補強)
✅目的:
- 成果や満足の声を見せて安心させる
- 読者の「自分にも当てはまりそう」と感じさせる
✅構成例:
- 実際のお客様の声(できれば写真付き)
- Before / Afterの事例紹介
- 数字で見せる実績(件数、導入率、継続率など)
⑤お問い合わせページ(=行動への最後の一押し)
✅目的:
- 見込み客に「今すぐ問い合わせ」してもらう
- 不安を感じさせず、スムーズに連絡させる
✅構成例:
- フォーム(名前・メール・電話・メッセージなど)
- 公式LINE登録リンク(チャット感覚で気軽に)
- 電話番号と受付時間の明記
- よくある質問へのリンク
その他あると嬉しい+αページ
- ブログ/お知らせ:SEO対策・信頼アップ・更新頻度がGoogle評価にも影響
- よくある質問:不安解消→問い合わせ率アップ
- プライバシーポリシー・特定商取引法の表記:通販や情報発信業には必須
構成の順番と文章の流れが“成果”を分ける
ユーザーはホームページを「頭から順番に見る」わけではありません。
▼実際の見られ方イメージ(スマホ画面):
- ファーストビュー(数秒で離脱するか決まる)
- 見出しをスクロールして流し見
- 気になる部分だけ読む
- 納得したら問い合わせ or 戻る
つまり、**「パッと見で魅力が伝わるか」→「必要な情報がすぐ見つかるか」**が超重要です。
成果を上げるための実践的チェックリスト
項目 | チェック内容 |
---|---|
ファーストビュー | 何のサービスか3秒でわかる? |
メニュー構成 | サービス内容・料金・問い合わせがすぐ見つかる? |
各ページの目的 | ページごとに伝えたいゴールがあるか? |
導線設計 | ボタン・リンクが自然に誘導しているか? |
モバイル対応 | スマホで見たときに読みやすいか? |
補助金を使って“失敗しない構成設計”をプロに任せるのもアリ!
「ここまで考えるのは難しい…」という方もご安心ください。
弊社では、創業支援に強いホームページ制作会社として、補助金を活用した**「構成設計からまるっとお任せプラン」**をご用意しています。
- 小規模事業者持続化補助金を活用
- ホームページ制作+申請書作成+事業計画アドバイス
- 行政書士によるワンストップ支援体制
補助金ではホームページ制作費は経費全体の1/4までが対象になりますが、他の広告や印刷物と一緒に申請すれば、ホームページ制作にも十分な補助が受けられます。
まとめ:構成から“信頼されるサイト”は始まっている
- ホームページは「構成設計」が命
- 創業時こそ、信頼・導線・伝わりやすさを意識することが大切
- 無計画に作ると「伝わらない・読まれない・反応がない」の三重苦に
- テンプレートをもとに、自社らしい構成へ落とし込んでいく
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