【第5回】SEO対策は“初期設計”から始めよう~検索されるホームページに共通する5つの基本と、創業期にやっておきたい施策とは?~【第5回】SEO対策は“初期設計”から始めよう

目次

はじめに:「検索されないホームページ」は存在しないのと同じ

「せっかくホームページを作ったのに、誰にも見られていない…」
「検索しても全然出てこない。どうすれば上位に表示されるの?」

創業したばかりの事業者の方から、こういった相談をよくいただきます。
この原因の多くは、SEO(検索エンジン最適化)対策が設計段階からできていないことにあります。

SEO対策は後からでも強化できますが、実はホームページ制作の“初期設計”の時点で7割が決まるとも言われています。

この記事では、ホームページ制作会社としての専門視点から、創業者が最初に押さえるべきSEOの基本と、成果の出るホームページの構成方法についてわかりやすく解説します。


SEOとは?創業者向けに簡単に説明すると…

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」と訳されます。

つまり、「あなたのホームページが、Googleなどの検索結果で上位に表示されやすくなるように工夫すること」を指します。

例えば、「高松市 整体」「観音寺市 補助金 申請」「坂出市 建設業 許可」など、地域名と業種・キーワードで検索されたときに、あなたのホームページが上位に出るようにするのがSEOです。


なぜSEOは“初期設計”から意識するべきなのか?

SEO対策というと「あとから記事をたくさん書けばOK」「業者に頼めば何とかなる」と思われがちです。

しかし、本来SEO対策はホームページを作る前段階、つまり“設計”の段階から意識するべきです。

理由は以下の通りです:

  • ホームページの構成(ページの順番や役割)が検索結果に影響する
  • タイトルや見出し(H1・H2・H3)などのタグ構成がSEO評価の基礎
  • URLの構造や内部リンクも初期設計に関わる
  • キーワードを意識して文章を書くことで検索性が高まる

後から修正するより、最初からSEOを前提に構成するほうが圧倒的にコスパが高いのです。


検索されるホームページの5つの基本ポイント

では、検索されるためにはどんな工夫をすればいいのでしょうか?
初心者・創業者でも意識しやすい、SEOの基本ポイントを5つに絞って解説します。


① タイトルタグ・メタディスクリプションを最適化する

Googleの検索結果に表示されるのが「タイトル」と「説明文(メタディスクリプション)」です。

ここに地域名やサービス名などのキーワードを入れておくことで、検索順位だけでなくクリック率も大きく変わります。

【例】
悪い例:「ようこそ」だけのタイトル → 何のページか分からない
良い例:「高松市の整体なら○○整体院|肩こり・腰痛に特化」


② 見出し(H1・H2・H3)の構造を整える

Googleはページの「構造」を見て内容を把握しています。

  • ページには必ずH1タグ(ページタイトル)を1つ設定
  • 見出しには適切にH2・H3タグを使用し、章立てのある読みやすい構成に

見出しにもキーワードを含めると効果的です。


③ 適切なキーワード選定と設計

SEOで最も重要なのが「どんなキーワードで検索されたいか」を明確にすることです。

創業者や中小企業の場合は、**「地域名+業種・サービス名」**を軸にしたキーワード選定が特に有効です。

【例】
× ただの「整体」 → 全国大手と競合してしまう
◎ 「高松市 整体 女性専門」「観音寺市 行政書士 補助金」など、地域密着で絞る


④ テキスト量とコンテンツの質

検索エンジンは「ユーザーにとって有益な情報」を評価します。

  • 薄い1〜2行の紹介文ではSEOには弱い
  • 具体的な説明、事例、FAQ、お客様の声などを入れることで**“信頼される情報”として高評価**

目安として、サービス紹介ページは1000~1500文字以上が効果的です。


⑤ スマホ対応とページ表示速度の最適化

Googleは、スマホでの表示を前提にサイトを評価しています。

  • レスポンシブ対応(スマホで崩れず表示される)
  • 画像の圧縮(重い画像は読み込み速度に悪影響)
  • 「表示速度」はSEOに直結する要因の一つ

ローカルSEO(MEO)も意識して“地域検索”に強くなる

特に地域密着型の事業者(飲食店、美容室、行政書士、建設業など)の場合、**ローカルSEO(MEO)**の対策も欠かせません。

Googleビジネスプロフィールに登録することで、「地図検索」「地名+業種」の検索に表示されやすくなります。

さらに、ホームページと一緒に管理することで、統一感のある発信ができてSEOにも好影響

当社では、ホームページとMEOの連携提案も対応しています。


SEO対応にも「補助金」は活用できる!

SEOに強いホームページをプロに頼むとなると、一定のコストがかかります。
しかし、ここでも心強いのが「補助金の活用」です。

小規模事業者持続化補助金では、以下のような費用が対象になります:

  • ホームページ制作費(全体経費の25%まで)
  • SEO設計を含むコンテンツ制作費
  • ブログ・LPの整備費用
  • Google広告などの広報費

さらに当社では、行政書士資格を活かして補助金申請もまるごと代行可能です。


よくある質問(創業者編)

Q. SEOって本当に効果あるんですか?

→ **「地域名+サービス名」**で上位表示されることで、月に数件の問い合わせが自然に来る状態を目指せます。広告と違い、維持費がかからない資産になります。

Q. 専門知識がなくても大丈夫?

→ 大丈夫です。当社が「構成・見出し・キーワード設計」まで対応可能です。ヒアリング内容から自然な文章に整えていきます。

Q. どの段階でSEOを意識すればいい?

ホームページの“構成を考える前”からです!
ターゲットや強み、地域性を整理するところからサポートします。


まとめ:検索されるホームページは「設計」で決まる

  • SEO対策は後付けではなく“初期設計”で決まる
  • 地域密着型の事業者こそ、ローカルSEOで上位を狙いやすい
  • キーワード設計・見出し構造・情報の質がポイント
  • 補助金を活用すれば、低コストでSEO対応ホームページが実現可能

SEO対応のホームページ制作・無料相談受付中!

「うちの業種・地域だと、どんなキーワードがいいの?」
「今のホームページが検索されないのはなぜ?」
「補助金を活用したプランで提案してほしい」

そんなお悩みは、まずは無料相談へ!

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この記事を書いた人

香川在住のwebマーケターです。
国家資格の基本情報処理技術者とwebマーケティング資格であるweb解析士の資格を取得しており、IT全般のフォローが可能です。
webで集客したいが、何からしたらいいかわからない方はぜひお気軽にご相談ください。

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