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Webサイトのリニューアルを判断する7つのポイントとは 【中小企業様必見!Webサイト診断】

分からないことはスマートフォンに聞く。

手元でなんでも検索できる今の時代、全ての中小企業の事業主にとって、ネット上でのマーケティング活動は欠かせません。このような時代背景の中で、多くの事業主さんは自社のWebサイトを作られているかと思います。

しかし、Webサイトの運用・メンテナンスを適切に行なっていますかと尋ねられれば、首をかしげてしまう方も多いのではないでしょうか?

Webサイトは5年毎の診断・総点検が欠かせません。

この記事では、制作から時間が経過したWebサイトのリニューアルを判断するポイントやその理由と対策方法をわかりやすく解説します。

目次

Webサイト作った目的を思い出しましょう

まずは、今あるWebサイトを作った当時のことを振り返ってみましょう。

Webサイトには、事業内容はもちろん、自社の理念や社風などを盛り込み、Webサイトを訪れた人に自社を知ってもらいたい。
共感を抱いてもらいたい。
さらに、自社の製品やサービスの販売につなげたい。
そのような思いや目的があったのではないでしょうか?

しかし、時間が経つにつれて、そのような思いは薄れ、

「Webサイトはある = 最低限のネットマーケティングはできている」。

そのような消極的な思考になってはいませんか?

実はWebサイトも不動産と同じように経年によって劣化していきます。技術やデザインのトレンドは日進月歩で、少し目を離しているすきに、古臭いという印象を持たれてしまう可能性があります。

ユーザーの判断は一瞬です。情報が古いと感じた瞬間にWebサイトから離れてしまう。
残酷なようですが、これが現実です。

また、改めてWebサイトを見返してみると、時間の経過とともに今の事業内容や方向性とのズレが生じていることも少なくありません。

では、Webサイトの鮮度を保つには、どのような点に注意すべきか、ポイントごとに見ていきましょう。

Webサイトのリニューアルを判断する7つのポイント

1. 見た目が明らかに古臭い

ファッションにその年の色や姿形の流行りがあるように、Webサイトにもトレンドがあります。最新の技術や流行りのSNSなどがWebサイトに取り入れられ、5年も経てばその景色はすっかり変わっているはずです。常に多くの情報に接する今のユーザーはトレンドの変化に敏感で、古いと感じた情報には見向きもしません。最低でも5年ごとにWebサイトを点検し、デザインやコンテンツの鮮度を保つことが大切です。

2. 事業内容やターゲットとズレが生じている

人々が好むもの、求めるものは時代の流れの中で常に変化していきます。事業というものは生き物と一緒で、変化とともに環境に適応し、進化していかなければ生き残ることができません。

みなさんの事業は意識せずともその変化に対応しているはずです。そして、本業の忙しさの中でWebサイトのメンテナンスが追いつかない。専任の担当者がいない中小企業様の場合には、そのようなことはよくあります。

Webサイトの内容と事業内容・ターゲットのズレは、機会損失に直結します。Webサイトにお客様が求めている最新の機能・サービスが見当たらない。このような事態を回避するためにも、事業内容を適切にWebサイトに反映させることがとても重要です。

3. 何年も放置したままで情報が古い

同じ内容を書いていても、文章には時代背景が知らず知らずのうちに反映されるものです。例えば、「DX デジタル化に対応」という言葉を使えば、現在は今風ですが、10年後にはそんな言葉もあったなと思われることでしょう。ユーザーは書かれている情報の鮮度を敏感に感じ取ることができます。

また、更新されない古い情報はユーザーが行う検索結果に対しても、不利な結果をもたらします。なぜなら、検索エンジンも情報の鮮度をその有益度の指標にしているからです。SEO(検索エンジン最適化)の質を向上し、より多くのお客様をWebサイトに訪れてもらうためにも、定期的にコンテンツの見直しを行なう必要があります。

4. 反応がない、閲覧されているか分からない

Webサイトからの反応がない。または、正確に把握できていない。そもそも、どれくらい閲覧されているかもわからない。Webサイトを制作した当時のまま、手を掛けずに置かれている場合にはよくあることです。

事業のマーケティングを行なう上で、Webサイトから得られるデーターを利用しないのは本当にもったいないことです。最低でもどれくらいの閲覧数があって、その内、問い合わせにつながるのがどれくらいの比率なのかは把握しておきたいところです。

グーグルアナリティクスなどのWebサイト解析ツールは簡単なコードを設置するだけで、アクセスの場所、端末の種類、ページ閲覧経路など、実に多くの情報を得ることができます。また、一度設定すれば、決まったフォーマットの報告書を定期的に自動生成することもできます。

基本的な解析なら無料で利用できますので、Webサイトのリニューアルの機会があれば解析ツールの設置をお勧めします。

5. レイアウトが崩れ、リンクが切れている

前述の通り、Webサイトを構成する技術は日進月歩です。ある時を境に古い技術のサポートが打ち切られ、ページのレイアウトが崩れてしまったり、表示が消えてしまうことも珍しくありません。また、ページに掲載していた他サイトのリンクもURLが変更になっていたり、ページ自体が削除されていることもあります。

このような状態を放置することはユーザーからの信頼を損ねることにつながります。また、ユーザーの満足度を重視するSEOの観点からも不具合のあるWebサイトの評価は低いものとなることは避けられません。

もし、Webサイトに不具合を見つけたら、早急に対処するようにしましょう。

6. スマートフォンに対応していない

スマートフォンでWebサイトを閲覧したときに、サイトの画面全体が縮小された形で表示されることがあります。これはWebサイトがレスポンシブデザインに対応していない状態を示しています。レスポンシブデザインとは、画面サイズの異なる端末毎に、Webサイトのレイアウトを調整し、コンテンツを見やすくするものです。

画面を拡大することで内容を見ることはできますが、ユーザーにとっては手間が増えるだけで、好ましい状態ではないことは明らかです。また、この場合もSEOの観点から評価が得られることはなく、結果として検索による閲覧数の低迷につながります。

レスポンシブデザインはWebサイト全体のレイアウトに関わる部分ですので、Webサイトのリニューアルと一緒にスマートフォンへの対応を検討すると良いでしょう。

7. SSLに対応していない

SSLとはインターネット上の通信において通信相手の認証を行い、通信内容を暗号化する仕組みです。Webサイトのコンテンツ自体は一般に公開されているものですが、問い合わせフォームでメールアドレスなどを送る場合や決済を行なう際にクレジットカード番号の情報がやり取りされる場合、暗号化していない情報はそのまま読み取られてしまう危険性があります。そのため、SSLに対応していないURL「http://…」にアクセスする場合にはブラウザに警告が出るようになっています。SSLに対応したURLは「https://…」です。

ドメインのSSL認証には多少費用がかかりますが、ユーザーの個人情報に対する安全性の保証に関わる問題ですので、対応していない場合はすぐに対応することをお勧めします。

リニューアルを判断する

ここまでWebサイトのリニューアルを判断する7つのポイントを見てきました。

  • 見た目が明らかに古臭い
  • 事業内容やターゲットとズレが生じている
  • 何年も放置したままで情報が古い
  • レイアウトが崩れ、リンクが切れている
  • 反応がない、閲覧されているか分からない
  • スマートフォンに対応していない
  • SSLに対応していない

項目によっては部分的な変更で対応することも可能ですが、どれか一つにでも当てはまることは、Webサイト全体の老朽化を意味していると考えられます。

Webサイトが抱える問題に対してどのように対応するかは、まず改善すべき範囲を明確にし、目的、費用、対策効果などを考慮しながら総合的に判断すると良いでしょう。

中小企業様の小規模のWebサイトでしたら、細かい部分的な修正を積み重ねるより、思い切って全体をリニューアルすることでお客様の良い反応が得られれば、結果として費用対効果の高い選択になります。

もし、現在のWebサイトが固定ページだけのものでしたら、ブログのように簡単にコンテンツの更新や追加が可能なCMSシステムを導入するのも一つの選択肢です。CMSならコンテンツの鮮度を保ち、Webサイトからの継続的な集客につなげることができます。

Webサイトの鮮度を保つ秘訣

いかがでしたでしょうか?

Webサイトのリニューアルを判断する7つのポイントの中で、一つでも気になる点があれば、一度Webサイト全体を見直すことをお勧めします。その際には、競合他社のWebサイトを比較対象として見てみると良いでしょう。きっと、多くの気づきが得られるはずです。

また、Webサイトが抱える問題に対処したあとも、常にWebサイトの鮮度を保つことが新たなお客様を獲得する秘訣となります。

Webサイト専任の担当者を置くことが難しい中小企業様では、Webサイトを使ったネットマーケティングを積極的に展開していくのは少しハードルが高いと思います。しかし、それは競合の他社も同じことで、少しの手間の差が大きな集客の差につながることも珍しくありません。

仕事の中で得た気付き、お客様からの反応など、日々の業務の中で得られるヒントはたくさんあるはずです。そのような内容をブログのようにWebサイトに記事として掲載していくことは、情報の鮮度を保ち、お客様からの信頼を得ることにつながるでしょう。

このように自社のWebサイトに日々向き合う時間を持つことが、Webサイトの鮮度を保つ秘訣となります。

Webサイトのリニューアルに関して質問や相談があれば、お気軽に S system までお問い合わせください。

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